服装と内面の関係性

あなたにとって、お洋服の存在とは?
皆様こんにちは。
突然ですが、皆様にとって「お洋服」とはどんな存在ですか?
- おしゃれをするためのもの
- 自己表現をするためのもの
- 見せたい自分になるためのもの
- 特に考えたことはない
色々な考えがあると思います。
私はというと、お洋服=自分自身(を表現するもの)と考えています。
なぜなら、お洋服でその日の自分の気分を表現したり、見せたい自分を演出したり、会う人に合わせたコーデにしたり、「自分」というものが私の中の大きい領域で表現されているからです。
で、自分の価値観を押し付けるわけではないのですが、服装って、自分自身の内面に大きく影響するんですよね。
「見せたいイメージ」に沿ってコーディネートした服を着てみる。
そうすると不思議と内面もその「見せたいイメージ」に寄っていく。
少し分かりにくいので、もう少し具体的にお話しします。
服装が内面に影響する?
例えば、あなたが「仕事ができる人になりたい」という想いがあったとします。
普段の悩みは、要領が悪く周りにフォローしてもらってばかりで、お世辞にも仕事ができる人とは言い切れない……(あくまで例え話です!)
そこで、いつものお仕事服を「仕事ができる人」のイメージの服装に変えるとします。
「仕事ができる人」=「パンツスーツをバシッと着ている」感じでしょうかね。
かっこいいスーツを着て仕事をしていたら、周りの人もなんとなく【スーツ=有能・信頼感がある】と無意識で感じ、この仕事は任せても大丈夫かも、と思い色々な仕事が舞い込んできました。
あなたは最初は戸惑いながらも、せっかく任せてもらったからにはしっかりやろう!と頑張ります。
スーツを着ているからか、不思議と自分自身も「私はビジネスマンだ」と言う気持ちが入り、すごく集中できる。
仕事はさくさく進み、最終チェックも抜かりなく行い仕事完了。
仕事はなんとミスなく高評価。
「なんだ、私、結構できるじゃん!」
とまぁ、かなり都合の良い話に聞こえますが、こういったことが積み重なっていくことで、「自信」がつき、「私仕事できる!」と思うことが増えて、内面がだんだん変わっていくんです。

服装が変わると内面が変わる
実際、内面から変わろうとするとなかなか難しかったりします。
「私って仕事できる〜〜!!」とかいきなり思い込もうとしても、難しいですよね;
ですが、「服装(見た目)を変える」ことで、だんだん「服装に合った自分」になっていくんです。
内面から変わるより、はるかに簡単なんです。
最初は自分自身が服装に慣れていなくても、周りの反応が変わったり、褒められたりすることで「服装」のイメージが現実になっていくんです。その「現実」を積み重ねていくと、いつの間にか「服装に合った自分」になっている。
面白いですよね。
先日住友生命さんの「Vitalityプログラム」について少しお話を聞く機会があったんですが、そこで興味深い話があったんです。(ちなみに、私は住友生命さんの回し者でもなんでもないです)
このプログラムっていうのが、健康促進のためのもので、運動とか健康診断とかするとポイントがもらえるっていうもので、溜まったポイントでジュースとか何かものがもらえたり、保険料が安くなったりするシステムなんですね。
で、実はその「Vitalityプログラム」に登録して全く運動とかをしない方でも住友生命さんのデータによると、死亡率・入院率が減少していたそうなんです。
これって何が起きているんでしょう?
だって、運動とかしていなくて、ただ「Vitalityプログラム」に登録しただけです。
実はこれ、「プラシーボ効果」らしいんです。笑
そう、いわゆる「思い込み」です。
【「Vitalityプログラム」に登録したから自分は健康になるんだ!】という意識になって、実際に健康になってしまったというわけですね。すごくないですか?とても興味深いです。
少し脱線しましたが、お洋服もこの話と似ていて、お洋服が変わり、「自分は仕事ができる人だ」と感じることで、本当にそういう自分になっていくんですね。
これが洋服から内面が変わっていく仕組みです。
これはただ思うだけでは不十分で、自分自身が心から「そう思う」ことがとても大切なんです。
内面を変えるための視覚情報はとても大きな要素の一つなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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